障子貼り

友人の別宅?は、山間の農地を日々に眺める田舎の家です。まさに昔のおばあちゃんち・・という感じです。台所と居間は、かつては土間だった所をリフォームして掘りごたつ付き。陽が入りにくい奥の部屋に、おばあちゃんがぽつんと暖をとっていた姿が想像できます。家の真ん中を貫くまっすぐの廊下が、両側の各部屋をつなぎます。襖を開けると二間が続く客間や和室の各部屋。そんな部屋間の間仕切りは襖や障子戸です。今、障子戸を外して一体化した部屋がとても広々としています。

この度、冬に備えて、障子戸13枚の障子張りを4人でしました。障子戸のサイズも2種類あり、障子紙の切り分けにも気を使います。切り分けると次は障子貼りです。障子貼りが得意な一人が司令塔となり、糊をつける人、障子紙をのせる人・押さえる人、霧吹きする人と皆で手分けします。初めはモタモタした手際が、回を重ねるごとに上手になります。そうして張り替えた13枚の障子戸を長い廊下に立てかけて今回の作業は終わりです。あとは障子紙が乾いてピンとするのを待つのみです。昔は年末の大掃除時に、母と子供たちで障子紙を破り、障子紙の各端を持ち・・と、私たち世代には懐かしい思い出です。黄ばんだ障子紙が真っ白でピンと張られて、部屋がグンと明るくなり、新たな気持ちで新年を迎えたことを覚えています。今時の和室や障子のない家では、障子貼りの経験がない人が多くいるでしょうね。

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